分類
2016年03月22日(火)
本日の「フードデザイン」では,鶏肉の唐揚げと肉じゃがを調理しました。
生活科2年生の「フードデザイン」は,おいしくできあがりました。
鶏肉の唐揚げは,一口大の鶏肉をしょうが汁,酒,醤油の漬け汁に30分浸し,揚げる直前に片栗粉をまぶしておきます。油は175℃で一度軽く揚げてバットに取り出し,再び温度を上げた油で二度揚げします。(二度揚げがポイントです。)
肉じゃがでは,じゃがいも,にんじん,玉ねぎ,豚バラ肉,さやえんどう,しらたきを具材に調理していました。味がしみ込むポイントは,煮汁の材料を入れる順番(さしすせそ)であくを取ることも大事です。


2016年03月18日(金)
雨が降っても実習はあります。
生活科2年生の「生物活用」では,草花の播種を行っていました。
本日播種をした草花は,トレニアと矮性のダリア,高性のダリア,ジニア,メランポジュームで種子の大きさも形も色も異なっていました。種子を見ただけで草花の名前がわかるようになるのでしょうか?
草花の種子の大きさは,野菜の種子よりもはるかに小さく,一粒一粒生徒がピンセットを用いてセルトレイに種まきしていました。
コーティング種子のトレニアが途中まで播いてあります。ピンセットの大きさから種子の大きさがわかりますか?ビニールハウス内に定植されたキュウリも順調に育っています。
キュウリの品種は,南進で下位7節までの側枝と雌花は早めに摘み取る必要があります。雌花が摘み取ってありました。
2016年03月17日(木)
生徒に実践力がついてきたと感じます。
栽培部門では,種まき,植え付けが順調に進んでいます。

生活科2年生の総合実習では,ジャガイモを慣れた手つきで,等間隔に植え付けていました。
畝の高さは,圃場の排水性や土質,ジャガイモの品種等いろいろな要素を考えて決めます。
農業経営科2年生の総合実習では,根深ネギのコーティング種子を簡易の播種用道具を活用しながら播種をしていました。昔はセルトレイに一粒ずつ播種して時間がかかりました。本校の播種用道具では,紙のセルに3粒ずついっぺんに入れることができ短時間でできます。
生活科1年生の化学の実験は,豚の眼球の解剖でした。
豚の眼球は,ナンチクから取り寄せました。最近,実験に使用する学校が増えているようで一校に30個までの制限がありました。テレビ画面に拡大しながら模範解剖を行い,平行しながら二人一組で解剖を行いました。目のまわりの筋肉をはずし,眼球にメスを入れハサミで二分割しました。
水晶体を通すと画像が逆さまに移ることや,瞳孔の奥が黒い部屋になっていること,硝子体を通すと文字が大きく見えること,視神経は筋が束になっているなどよくわかりました。硝子体は,丁寧に扱わないとすぐ崩れてしまいました。体験で得たものは,貴重だと思います。
2016年03月16日(水)
「第8回 しごとフェア・進学ガイダンス」参加に出発しました。
実習を含む職業体験が行われる「第8回 しごとフェア」に生徒が行きました。
かごしま県民交流センターで10時から17時まで行われている「しごとフェア」に1年生全員と2年の希望者合計84名が出発しました。フェアでは,分野として公務員・事務・販売・医療秘書,エアライン・ホテル・観光・ブライダル,教育・保育,ものづくり,情報処理・プログラマー・ゲーム,医療・福祉,調理・栄養・製菓・製パン,ビューティ,ファッション・ファッションビジネス,デザイン・CG・アート,放送・舞台,環境が学べます。
将来,自分でやりたい仕事を探す機会です。自主的に積極的に行動するように指導されて出発しました。2年生で,進学を予定している40名は,学校に残り授業を受けます。生徒たちのゼロ学期の意識が感じられます。
KTS「みんなのニュースかごしま」で本校生徒がインタビューに出ていました。楽しく学べたようです。
2016年03月15日(火)
1年生の「農業と環境」の授業では,鶏の産卵率を調べていました。
生物工学科1年生の「農業と環境」の授業が年度末最後に近づいています。
生物工学科1年生の「農業と環境」の教材は,養鶏を扱っています。初生びな導入を春と夏に行い,現在若い群が271羽,産卵の盛んな群が259羽,産卵のピークが過ぎた群が203羽います。本日の実習では,放し飼いの3群ごとの集卵も実習の一つになっていました。
実習の集卵作業はすでに終了していました。若い群の卵のサイズは,SやMが多く,他の群は,Lや2Lが多く見られました。部屋の中では,生徒たちが産卵率を電卓ではじいていました。
生徒の算出した産卵率は,若い群 64.9%
産卵の盛んな群 84.5%
産卵のピークが過ぎた群 79.3%でした。
産卵率が80%以上であれば,経営的にはOKです。
2016年03月14日(月)
卒業式会場を装飾するシネラリアが,明日出荷されます。
卒業式会場を装飾するシネラリアの鉢の最後の手入れがほぼ終了しました。
3月1日に6校の高等学校卒業式で飾られ,明後日16日に2校の養護学校卒業式でシネラリアが装飾されます。今年は,気温の高低が激しく,開花を卒業式に合わせるのが大変でした。
シネラリアの下葉の枯葉除去と一鉢一鉢きれいに拭き終わりました。鉢を運搬するために,受け皿の水を抜いています。鉢が届けられましたら,すぐに水を受け皿に入れてください。受け皿の水を切らさなければ,長く楽しめます。2016年03月04日(金)
化学の実験が行われました。
2年生の化学基礎では,酸と塩基のpH実験が行われました。

pH試験紙で確認した水溶液は,薄めたNaOH,レモン水,スポーツドリンク,台所用洗剤,木灰汁,薄めたHCl,石鹸水,炭酸水,アンモニア水,食酢,こんにゃく液,水道水でした。日本の酸性土壌に木灰をまいて作物が育ちやすい中性土壌に近づけることが理解できました。

こんにゃく液,石鹸水,台所用洗剤などは塩基性でした。葉キャベツを細かく切り,蒸留水に入れ煮沸した指示薬(アントシアニン)を作成し,酸・塩基での色の変化も確認しました。カラフルな色になりました。右端が芽キャベツを煮沸により抽出した液です。酸性ほど赤になり,塩基性になるにつれ青,緑,黄色になりました。
1年生の実験は,「光合成色素の抽出」でした。

茶葉1gとシリカゲル少々をすり鉢ですりつぶし,ジエチルエーテル1mlを加えよく撹拌してから5分間静置し,その上澄み液を薄層クロマトグラフィ(TLC)で色素の分離を行った。展開液は,石油エーテル7にアセトン3を混合した液体を使用。黄色のキサントフィル,青緑色のクロロフィルA,黄緑色のクロロフィルBがはっきり区別できました。今回,カロチンはあまり含まれておらず,オレンジ色は確認できませんでした。
2016年03月03日(木)
春に向けて農場の準備が進んでいます。
ビニールトンネル内には,トウモロコシの定植が終わっています。
トウモロコシの収穫を5月の連休明けを目標に栽培されています。今朝は,霜が厳しかったのですが,昼は少し暑いくらいです。

アナグマ等の被害を防ぐネットも張っています。奥の圃場では完熟堆肥を広げていました。

水田の耕耘作業の後からシラサギが歩いていました。お目当ては何でしょう?
2016年03月02日(水)
卒業式に飾られたラウンドの花が,玄関に置かれています。
卒業生のコサージュと来賓用のラウンドの花は,生徒たちの手作りです。
農業経営科・生活科の1年生と生活科2年選択教科の生徒で,3時間ほど時間をかけてコサージュとラウンドを作りました。


作品は長く飾りたいと思います。 立派なラウンドができています。
2016年03月01日(火)
第68回卒業式が行われました。
体育館入り口の花門をくぐり,卒業式が行われました。

67名の卒業生の皆さん「卒業おめでとうございます」。最後まで1、2年生の見本となる姿を見せてくれました。今年は,県外も含めて農業大学校に13名合格し,北海道の牧場に夢を追った卒業生もいます。「自分を大事にし,自分らしく生きる」自分の能力を伸ばそうとする努力を続けてほしいと思います。多数のご来賓・保護者のご臨席を賜り,厚くお礼申し上げます。


卒業生の門出を華やかに祝います。 農業経営科


生物工学科 生活科


農業クラブ会長の和田涼暉君の送辞 生徒会長であった新保雄志君の答辞

