分類
2018年03月23日(金)
修了式!
平成29年度の修了式を実施しました。本村校長先生の式辞の概要を載せます。
” 1年間終了するにあたり生徒の皆さんが1年間本当によく頑張ったことに感謝します。
また,先生方が支えてくださり,地域の方々が応援してくださったりして,本当に多くの成果を収めてくれました。生徒のみなさんは是非自分達の本年度の活躍を頑張ったことを誇りに思ってください。自分を褒めてもらいたいと思います。
ところで,今年の卒業式で2年生の市尾君が”雪に耐えて梅の花 梅花うるわし”と話し始めて,卒業を向かえた先輩の姿は,梅の花に見えますと送辞を述べてくれました。みなさんは「桃栗3年,柿8年」という言葉は知っていると思いますが,桃栗は種を蒔いて収穫できるまでに3年かかる。柿は8年かかる。何事も目的を遂げるためにはそれくらいの時間が必要だということを表しています。これはことわざですが,まだ後があります。ゆずは9年花ざかり,梅は13年,さきほどの話の中で,梅の花がでてきましたが,梅は13年もかかります。卒業生に頑張ってください。成功するように頑張ってほしい。長い期間かかっての頑張りが必要なんですよ。そういう意味がこめられていたのかなと私は感じました。
それから仕事では,一生懸命努力した人は3年で一人前,少しだけ努力した人は8年で一人前,普通の人は9年で一人前,努力しなかった人は,18年経っても1人前にはなれない。そういう話があります。私は,一人前というのは,与えられた仕事を時間内に終わることはもちろんその間に自分で考えて,自分で仕事を見つけてそれをやり遂げる。それをやり遂げる事が,他の人に凄くありがたい状況になった人が一人前なんだというふうに思います。
みなさんは寮で過ごして,いろんな経験をしました。1年生も2年生も寮で過ごしたことを糧に,今の2年生は,生活や自分を変えようとして努力しました。中学校の時に比べて変えることができた思える人がほとんどではないでしょうか。1年生は退寮式が終わって約1ヶ月ほど経ちます。寮でいろんなことを学びました。勉強するには,生活するには,体調を整えるには,今自宅から通う人が多くなったわけですが,寮で経験したことを活かしてしますか。まだまだそれを活かせば伸びます。人は変われます。それをやってほしいなと思います。
来年度は農業クラブの全国大会鹿児島大会があります。みなさんがどんな風に県外の同じ高校生達におもてなしをするのか。大会が終わった時にああ良かったな。自分は成長したな。自分は変わったなと思えるような大会になってほしいと思います。
さて,今日が修了式ですが,明日から春期休業中に入ります。みなさんが来年度に向けてどんな生活をするのか考えて次に向けて頑張ってもらいたい。もう一つ来年度から携帯電話やスマートフォンを許可の形で持ち込みをできるように進めます。私は以前携帯電話の持ち込みで,学校や生活が厳しくなった時代を知っています。みなさんは新1年生が入ってきますが,スマートフォンが許可になっても崩れることがなく,決まりをしっかり守ってくれるものと信じています。お互いに注意しあうことができるし,注意されたらそうだなと言えるぐらいの心の絆があると思っています。来年度は全国大会がある。スマートフォン等も許可もします。したがって,みなさんを1年間問う形になるかもしれませんが,皆さんはできると思っています。そのことを考えて過ごしてほしいと思います。
最後に,今日の終礼で来週水曜日の離任式の案内状を保護者あてに配付します。みなさんなるべくお世話になった先生方とのお別れの話を聞きにくるようにしてください。
みなさんが春期休業中無事に過ごし元気な姿で新年度を迎え,そして新1年生を全員で向かえて市来農芸高校がさらなる発展ができることを祈念して式辞とします。”生徒のみなさん1年間ごくろうさまでした!来年はいよいよ全国大会です。 きばいもんそかい! チェスト!(教頭より)
2018年03月23日(金)
表彰式!
修了式に先立ちまして,英語検定・文字力検定・農業技術検定上級・オール九州ブラックアンドホワイトショウ・知事賞の表彰式を実施しました。
生徒達は,最後まで活躍してくれました!おめでとう。
2018年03月23日(金)
市来農芸高校の桜の開花
昨年の今の時期(修了式)には,桜は一輪も咲いていませんでした。一昨年はやっと1,2輪咲いているのが見られましたが,今年はすでに桜は5~6分咲きです。桜の樹木の下の方から咲き始めていることが分かります。今年の冬は寒さの厳しい期間があり,その後穏やかな暖かい日々が続きました。そのおかげで,休眠打破が早い時期に行われたようです。3月28日(水)8時50分からの離任式の頃は,桜は満開だと思われます。
2018年03月22日(木)
ルミノール反応の実験!
1年B組の科学と人間生活の授業で,ルミノール反応の実験を実施しました。ルミノール反応は,犯罪捜査にも使われています。ルミノール反応の触媒の一つにヘモグロビンがあるが,ヘモグロビンは人の血液中にも含まれています。事件現場に残されている赤いものは,血液だけではなく,赤インク、口紅などいろいろ考えられます。そこで,赤く染まったところにA液(ルミノール+水酸化ナトリウム水溶液)を噴霧して青白く光れば,血液中のヘモグロビンが触媒となって発光していると考えられるので,血液の可能性があるということになる。このような反応の実験をしましたが,きれいに青白く発色しました。
2018年03月20日(火)
キャリアアップ講座!
本日県教育委員会の【未来を拓くキャリア教育推進事業】から,2年生のキャリアアップを図るために講師を派遣していただきました。講師は,株式会社Misumiの 人事課長の筈山智広三氏が来校くださり【企業がほしい人材・欲しくない人材】の題で,お話をいただきました。とても示唆に富んだお話でこれからの進路決定に向けてのいい心構えができました。みんないよいよ3年生です!夢をつかむために頑張っていきましょう!
2018年03月19日(月)
理科の実験!
2年生物工学科の理科の授業で,中和滴定の実験が行われました。本実験では,水酸化ナトリウム標準溶液から食酢中の酢酸濃度を調べるものでした。生徒達は慎重に滴定を行っていました。どの班もほぼ濃度を正確に計測してました。
2018年03月19日(月)
ビジネスマナー講座!
ビジネスマナー講座を1年生全員を対象に実施しました!講師には,株式会社キッズコーポレーションのご紹介で福岡市にあるオフィス今林から熱血先生 今林竜次先生が来校くださり,たっぷりと礼儀作法やおもてなしの心や態度等について,実技指導をしてくださいました。とても素晴らしい講義で生徒達も真剣にスキルを身につけるべく頑張っていました!農芸市場での接客や農業クラブ全国大会等で是非生かせようにしてください!
2018年03月16日(金)
合格者集合!
本日9:15より合格者集合が行われました。生徒と保護者の方々もみんなうれしそうな様子でしたが,学校からの説明が始まると入学に向けて真剣に聞いていました。また,制服の採寸では,はじめて袖を通す市来農芸高校の制服がみんなとてもよく似合っていました。合格者のみなさん,おめでとうございます!4月からの新たな学校生活が楽しみですね。夢の実現に向けて頑張ってください。また,寮生活も始まりますがどんな出会いが待っているかワクワクですね。さらに,平成30年度は,農業クラブの全国大会が鹿児島県であります。全国の農業高校から各県の代表が集結して競技します。楽しみしていてください。
2018年03月15日(木)
生物工学科2年 視察研修!
生物工学2年生が視察研修を行いました。まず,スターゼンミートプロセッサー阿久根工場で牛と豚の屠殺から解体までの行程を見学した後,番所丘公園で昼食を済ませ,高尾野町で山田養牛所を見学しました。
牛や豚の屠殺は,学校の授業では学ぶことができないため大変貴重な体験となりました。山田さんは,夫婦ともに農業高校の卒業生(夫:鹿屋農業高校,妻:市来農芸高校)で,実際の経営や高校生活の思い出など,親近感のある話をしていただきました。今日の研修で学んだことを,今後の学習に活かしていきたいと思います。お忙しい中,見学を受け入れて下さり誠にありがとうございました。
2018年03月15日(木)
放課後の農業クラブ活動 ツバキ班
農業クラブ活動は放課後等を使い、調査研究を行うことがありますが、今日はツバキ班がソモギ法を使って還元糖の定量実験を行っていました。
今日の実験で自分たちが作ったツバキのお茶と緑茶の還元糖の含有量を調べてみようとしたからです。
これは主に「食品化学」の授業で学習するものですが、生徒たちは中和滴定など理科の実験でも一部経験があります。
ソモギ法とは試薬となる溶液をアルカリ性銅試薬に混合加熱し酸化第一銅(Cu2O)を生成させ、ヨウ素酸カリウム(KIO3)とヨウ化カリウム(KI)から遊離したヨウ素(I2)がCu+を定量的に消費します。酸化第一銅の量に比例してヨウ素が消費されることを活用し、ヨウ素をチオ硫酸ナトリウム標準液に滴定して還元糖によって消費されたヨウ素量を算出して還元糖量を求めていきます。
1 ツバキ茶と緑茶の抽出液を作成 2 アルカリ性銅試薬と混合
3 15分間加熱による酸化第一銅の生成 4 流水による冷却
左:5 ヨウ化カリウム溶液を加える。
右:6 0.05Nチオ硫酸ナトリウムによる滴定開始
左:7 黄色が薄くなったらデンプン指示薬を追加
右:8 さらに滴定を続け、青色が消失する点が終点
滴定値を記録して、還元糖量を算出します。