2025年10月08日(水)
10/7 卒寮生と語る会
10月7日(火)午後8時から双葉寮の食堂にて,H20年度農業経営科卒の池元 航 様から在寮生へ講話をしていただきました。池元さんは,現在,株式会社シトラスパレットの代表取締役として,出水市を拠点に果物農家への栽培コンサルティング,青果物の集荷・選別・箱詰め・全国の市場への出荷,肥料の製造販売,ゲノム編集による輸出向けの新品種開発など幅広く事業を展開されています。
語る会では,市来農芸高校の思い出や寮生活で身に付けて良かったこと。県立農業大学校農学部果樹科の研究部門を卒業され,東京築地市場で就職,実家の獅子島で就農,その後会社経営の経験の後,起業されるまでのお話をしていただきました。また,最後には「運の良い人,周りから応援される人になってください」とエールを送っていただきました。1年生を代表して農業科の櫻井絢さんがお礼の言葉を述べ,自身も,市来農芸校及び寮生活を経験された先輩の活躍を直に聴き,学校生活に自信が持てるようになりましたと話してくれました。
2025年10月07日(火)
10/6 鹿児島大学の出前授業
10月6日(月)5・6限目,農業科3年の野菜専攻生と進学希望の1年生を対象に鹿児島大学農学部農業生産科学科 応用植物科学コース 蔬菜園芸学研究室 吉田理一郎 准教授から「高糖度トマトについて」出前授業を行っていただきました。
講義の中では,本校の野菜部門でトマトの栽培法のひとつとして実践している「塩トマト栽培」について,美味しい高糖度トマトがどのようにしてできるのか。スライドを用いながらわかりやすく解説していただきました。
受講した野菜専攻生の小薗吏輝さん,大平杏華さんは,塩トマトが浸透圧の関係で甘くなることがよく理解できました。松元晴飛さんはトマトに含まれる酸はクエン酸とリンゴ酸であることをはじめて知りました。また,農業科1年の櫻井さんは,農業の奥深さを感じることができ,鹿児島大学で勉強したい気持ちが更に強まりました。と講義の感想をそれぞれ述べてくれました。
2025年10月06日(月)
10/4 県畜産共進会で優秀な成績
10月4日(土)姶良家畜中央市場で開催された第74回県畜産共進会に3頭を出品しました。
うち2頭は鹿児島中央地区代表として,若雌2区に「なな号」(引き手、畜産科3年大喜さん)が最優秀賞5席、父系群3頭の内1頭に「さくらはしま号」( 同 宮下さん)が最優秀賞4席,また,高校等特別出品区に「まなみ号」( 同 農業科3年臼井さん)が中躯の伸び優秀で受賞し,いづれも上位入賞する立派な成績を収めました。この成果は,これまで畜産部員全員で出生時から汗して日々の管理を行い、特に春以降の調整や夏休み早朝のトレーニング、また疲労回復のマッサージなど継続した努力があってのことと思います。また、地区畜連のご指導や、いちき串木野市および畜連から激励を頂くなど地域の皆さまの支援に感謝いたします。
若雌2区に「なな号」の引き手を務めた大喜さんは,はじめての県共で,緊張を乗り越え平常心で牛を引くことができました。高校からの出品牛が最優秀賞に入りとても嬉しかったです。またとてもよい経験になりましたと話してくれました。
父系群区に「さくらはしま号」の引き手を務めた宮下さんは,ここまで来ることができたのは先生方や関係してくださった皆様のおかげです。ありがとうございました。この結果を後輩たちには超えてもらえるよう頑張ってほしいですと話してくれました。
部員の畜産科1年五反田さんは,川辺の実家で飼育している牛の引き手として参加していました。
高校等特別出品区に「まなみ号」の引き手を務めた臼井さんはご両親も応援に駆けつけ立派にその役割を果たしていました。
また,全体会場で活動紹介を行った畜産科1年の竪山さんは,引き手の臼井さんや先輩方の日頃の頑張りを会場のみなさんに届けたいと落ち着いてしっかり話すことができましたと語ってくれました。今回の県共産共進会には県内11地区から代表となった73頭か出品され,畜産部の生徒たちは経験豊富な牛飼いの方々と競う貴重な体験をさせていただきました。当日もご指導ご声援ありがとうございました。
2025年10月06日(月)
10/1 DX採択校等の研修視察
10/1(水)から3日間の行程で、本校の職員2名と生徒2名が、農業DXをより深く学ぶため研修視察に行ってきました。
訪問先は、東京都立農産高等学校(DX採択校)と農業エキスポ(幕張メッセ)です。
都立農産高校では、DX事業を活用して3Dプリンタを整備し、園芸デザインの授業で使うプラ鉢等を作製されていました。
農業エキスポでは、アクアポニクスや水耕栽培、ブドウの自動収穫ロボットなどが展示され、海外からの出展企業もあり、多くの来場者でにぎわっていました。
生徒がシミュレーションソフトで農業機械(田植え機,コンバイン)を操作しているところです。
本校でも導入する非破壊糖度計による計測を体験したり、マイクロコンピュータを使った園芸施設の環境制御について学んだりと、大変有意義な研修になりました。
*本取組は「高等学校DX加速化推進事業」の一環で実施したものです。
2025年10月02日(木)
10/1いちき串木野市戦没者追悼式の司会進行を担当
10月1日(水)午前10時からいちき串木野市民文化センターにて同市戦没者追悼式の司会進行を生徒会長の田代都己杜さんと副会長の新村美穂さんが担当しました。
この戦没者追悼式は,戦争で亡くなられた方々への追悼と平和の尊さをなどを再認識するなどの目的でこれまで8月15日の終戦記念日と合わせて行われていたようです。令和7年度から10月開催になってはじめての司会進行役を市来農芸高校の2名が担いました。
田代都己杜さんは,自分が市来農芸高校の生徒会長と感じられられる役割を与えていただきありがたく思います。しっかり大役を務めたい。新村美穂さんは緊張しますがわかりやすく丁寧な進行ができるよう頑張りますと話してくれました。2025年09月29日(月)
9/29県共進会に向けて激励会
9月29日(月)午前11時から和牛舎前で県畜産共進会出品牛に対する激励会が行われました。
10月4日(土)の県共進会では,市来農芸高校の出品牛3頭は鹿児島中央地区を代表し一般の農家さんとの競合になります。最後まで飼養管理や調教などしっかり行ってくださいと鹿児島中央畜産農業協同組合連合会から激励のことばをいただきました。
畜産部部長の宮下湧介さんは,これまでのご支援に対するお礼と県共までの5日間しっかり準備しよい成績を残したいと決意を述べました。
うち1頭は高校生特別出品区に出場します。応援よろしくお願いいたします。
2025年09月29日(月)
9/29 表彰式・生徒会役員任命式
9月29日(月)表彰式及び新生徒会役員任命式を行いました。
表彰式では,第2回SDGsアイディアコンテストの「高校生の部」で特別賞を農業科2年野菜班の上四元陽愛さん,杉安晄門さん,橋口椋生さん,平尾梛智さんが受賞しました。
また,令和7年度 鹿児島中央地区秋季畜産共進会の「若雌2部」で最優秀賞一席を畜産科3年大喜崇之さん,「父系群の部」で最優秀賞一席グランドチャンピオンを 〃 宮下勇介さん,「若雌2部」で最優秀賞四席(高校生特別出品区出場)を農業科3年の臼井弾さんがそれぞれ引き手担当の生徒へ授与されました。
その後,生徒会役員任命式では,旧生徒会役員を代表し農業科3年の小薗吏輝さんが新役員へ市来農芸高校を更により良くしてくれることを期待していることと生徒のみなさんへこれまでの協力に対しお礼を述べました。また,新生徒会長の環境園芸科2年の田代都己杜さんは,みなさんが楽しく思える学校にしたいと意気込みを語りました。
2025年09月26日(金)
9/22 環境園芸科1年生の農場実習
9月22日(月)環境園芸科の1年生が科目「農業と環境」の授業で,ナスとピーマンの収穫を行いました。来月の感謝祭にも使用する野菜です。2週間先まで収穫できるように育てていきます。




押川泰志さんは,「様々な形のピーマンがあり,興味深いです。ミニカボチャみたい。」と収穫したピーマンを見せてくれました。


また,タマネギの種子はテープシーダー播種機を使って播種しました。山﨑沙世さんは,「畝の端をまっすぐ進めるのはとても難しかったです。」と述べていました。2025年09月25日(木)
9/23 大里虫追い踊りに双葉寮生が参加
9月23日(火)午前8時から大里地域の公民館で,自宅通学生2名を含む8名が,衣装の着付け,太鼓やすね当て飾りなどをまとい踊りの準備を行いました。会場には保存会をはじめ地域・報道関係者など多くの方々が集まっていました。いちき串木野市長の中屋謙治様からは生徒たちへ激励の言葉もいただきました。
午前8時30分JAさつま日置市来支所で最初に踊りを披露し,いちき特産品販売所「季楽館」までは,彼岸花や色づき始めた稲穂の稔るたんぼ道を歩いて移動し,大勢のカメラマンからの撮影を受けました。その後,午前中に3カ所,午後から実盛塚から最終地点のAコープ大里店までの5カ所で踊りを披露しました。
参加した1年生の尾辻さん,福元さん,平道さんは,最初は緊張していましたが徐々に体が慣れてきて楽しく踊れました。また,地域の方々のおもてなしなど,とても優しくしていただきました。来年も踊りたいです。2年生の愛甲さんは,1年目より細かい所作までできるようになり完成度を高められたと思います。10カ所それぞれで多くの方々からご声援をいただき,有り難く思うとともに「大里虫追い踊り」は地域に大切にされているものだと感じました。と語ってくれました。2025年09月22日(月)
9/22 秋の農場実習
9月22日(月)4限目,環境園芸科1年生は科目「農業と環境」でタマネギの種子をテープシーダー播種機での播種を,また,農業科2年の野菜選択生はブロッコリーのセルトレイ苗の定植を行っていました。
いずれも11月下旬の生産物即売会を見据えて準備を進めいていました。
環境園芸科1年の新村さん・田原さん,農業科2年の平尾さん,杉安さんは,丁寧に作業を行いました。自分たちが播種・定植した野菜が順調に育ち,収穫の日が楽しみですと語ってくれました。
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