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2016年3月
2016年03月28日(月)
離任式で,転退職される先生方から教示がありました。
市来農芸高校の離任式で,11名の転退職者からあいさつがありました。
転退職される先生は,柳田春美教頭先生,地歴・公民の堂込先生,家庭の川原田先生,農業の榎木先生,郡山先生,篠原先生,児玉先生,白坂先生,宮先生,原田事務長先生,事務の小園先生でした。一人一人の先生からことばをいただき,生徒会から花束贈呈がありました。多くの卒業生も駆けつけてくれました。
2016年03月25日(金)
本年度の修了式と表彰式が行われました。
本年度最後の表彰式では,農業技術検定上級合格者9名と文字力テスト優秀者10名に賞状を授与しました。
農業技術検定は,初級,中級,上級と順に合格しなければなりません。1年に2~3回の実施でペーパーと実技の両方とも7割以上の正解で合格となります。農業系高校では,非常に価値の高い合格証書です。文字力テストは,本校独自の取り組みで年10回実施されています。年間を通して優秀な成績を修めた生徒に賞状と図書カードが授与されました。1・2年生の生徒の皆さん来年度も頑張りましょう。
2016年03月24日(木)
双葉寮では,新入生受け入れのハウスクリーニングが行われています。
双葉寮では,新入生受け入れの準備が進んでいます。
双葉寮には,現在長期入寮生9名がいます。本日は,男子寮の二階廊下と一階洗濯場等の床を業者によるハウスクリーニングが行われていました。
2016年03月23日(水)
アレンジメント資材を生かしてまだ飾っています。
「かごしまの花育教室」で飾ってもらったアレンジメントをまだ活用しています。
11月10日に「かごしまの花育」教室があり,アレンジメントが校長室に飾られましたが,花の老化でしおれたのでスプレーギクやカイヅカイブキ等を生け直して楽しんでいます。給水スポンジは,一度完全に乾いてしまう水を吸わなくなります。スポンジに何回も花を生け代えると挿しづらくなります。現在は,スポンジをひっくり返して活用しています。(ホリゾンタルスタイル)
2016年03月22日(火)
本日の「フードデザイン」では,鶏肉の唐揚げと肉じゃがを調理しました。
生活科2年生の「フードデザイン」は,おいしくできあがりました。
鶏肉の唐揚げは,一口大の鶏肉をしょうが汁,酒,醤油の漬け汁に30分浸し,揚げる直前に片栗粉をまぶしておきます。油は175℃で一度軽く揚げてバットに取り出し,再び温度を上げた油で二度揚げします。(二度揚げがポイントです。)
肉じゃがでは,じゃがいも,にんじん,玉ねぎ,豚バラ肉,さやえんどう,しらたきを具材に調理していました。味がしみ込むポイントは,煮汁の材料を入れる順番(さしすせそ)であくを取ることも大事です。
2016年03月18日(金)
雨が降っても実習はあります。
生活科2年生の「生物活用」では,草花の播種を行っていました。
本日播種をした草花は,トレニアと矮性のダリア,高性のダリア,ジニア,メランポジュームで種子の大きさも形も色も異なっていました。種子を見ただけで草花の名前がわかるようになるのでしょうか?
草花の種子の大きさは,野菜の種子よりもはるかに小さく,一粒一粒生徒がピンセットを用いてセルトレイに種まきしていました。
コーティング種子のトレニアが途中まで播いてあります。ピンセットの大きさから種子の大きさがわかりますか?
ビニールハウス内に定植されたキュウリも順調に育っています。
キュウリの品種は,南進で下位7節までの側枝と雌花は早めに摘み取る必要があります。
雌花が摘み取ってありました。
2016年03月17日(木)
生徒に実践力がついてきたと感じます。
栽培部門では,種まき,植え付けが順調に進んでいます。
生活科2年生の総合実習では,ジャガイモを慣れた手つきで,等間隔に植え付けていました。
畝の高さは,圃場の排水性や土質,ジャガイモの品種等いろいろな要素を考えて決めます。
農業経営科2年生の総合実習では,根深ネギのコーティング種子を簡易の播種用道具を活用しながら播種をしていました。
昔はセルトレイに一粒ずつ播種して時間がかかりました。本校の播種用道具では,紙のセルに3粒ずついっぺんに入れることができ短時間でできます。
生活科1年生の化学の実験は,豚の眼球の解剖でした。
豚の眼球は,ナンチクから取り寄せました。最近,実験に使用する学校が増えているようで一校に30個までの制限がありました。
テレビ画面に拡大しながら模範解剖を行い,平行しながら二人一組で解剖を行いました。目のまわりの筋肉をはずし,眼球にメスを入れハサミで二分割しました。
水晶体を通すと画像が逆さまに移ることや,瞳孔の奥が黒い部屋になっていること,硝子体を通すと文字が大きく見えること,視神経は筋が束になっているなどよくわかりました。
硝子体は,丁寧に扱わないとすぐ崩れてしまいました。体験で得たものは,貴重だと思います。
2016年03月16日(水)
「第8回 しごとフェア・進学ガイダンス」参加に出発しました。
実習を含む職業体験が行われる「第8回 しごとフェア」に生徒が行きました。
かごしま県民交流センターで10時から17時まで行われている「しごとフェア」に1年生全員と2年の希望者合計84名が出発しました。フェアでは,分野として公務員・事務・販売・医療秘書,エアライン・ホテル・観光・ブライダル,教育・保育,ものづくり,情報処理・プログラマー・ゲーム,医療・福祉,調理・栄養・製菓・製パン,ビューティ,ファッション・ファッションビジネス,デザイン・CG・アート,放送・舞台,環境が学べます。
将来,自分でやりたい仕事を探す機会です。自主的に積極的に行動するように指導されて出発しました。
2年生で,進学を予定している40名は,学校に残り授業を受けます。生徒たちのゼロ学期の意識が感じられます。
KTS「みんなのニュースかごしま」で本校生徒がインタビューに出ていました。楽しく学べたようです。
2016年03月15日(火)
1年生の「農業と環境」の授業では,鶏の産卵率を調べていました。
生物工学科1年生の「農業と環境」の授業が年度末最後に近づいています。
生物工学科1年生の「農業と環境」の教材は,養鶏を扱っています。初生びな導入を春と夏に行い,現在若い群が271羽,産卵の盛んな群が259羽,産卵のピークが過ぎた群が203羽います。本日の実習では,放し飼いの3群ごとの集卵も実習の一つになっていました。
実習の集卵作業はすでに終了していました。若い群の卵のサイズは,SやMが多く,他の群は,Lや2Lが多く見られました。
部屋の中では,生徒たちが産卵率を電卓ではじいていました。
生徒の算出した産卵率は,
若い群 64.9%
産卵の盛んな群 84.5%
産卵のピークが過ぎた群 79.3%でした。
産卵率が80%以上であれば,経営的にはOKです。
2016年03月14日(月)
卒業式会場を装飾するシネラリアが,明日出荷されます。
卒業式会場を装飾するシネラリアの鉢の最後の手入れがほぼ終了しました。
3月1日に6校の高等学校卒業式で飾られ,明後日16日に2校の養護学校卒業式でシネラリアが装飾されます。今年は,気温の高低が激しく,開花を卒業式に合わせるのが大変でした。
シネラリアの下葉の枯葉除去と一鉢一鉢きれいに拭き終わりました。鉢を運搬するために,受け皿の水を抜いています。鉢が届けられましたら,すぐに水を受け皿に入れてください。受け皿の水を切らさなければ,長く楽しめます。
2016年03月11日(金)
本日の午後から部活動が許可されています。
一般入学者選抜で,生徒は自宅学習期間ですが,本日午後から部活動が許可されています。
グラウンドでは,野球部とサッカー部が部活動をしていました。生徒の明るい声で,元気がでます。部活頑張って!
2016年03月10日(木)
第37回 鹿児島県立農業大学校卒業式に出席してきました。
第37回 鹿児島県立農業大学校卒業式があり,97名が卒業しました。
市来農芸高校を2年前卒業した養成部門の8名と4年前に卒業した研究部門1名が晴れの舞台を迎えました。農業大学校で子どもたちを育てていただきありがとうございました。卒業生の皆さん,茶業科の竹元さんのお礼のことばにありました「守りの農業から攻めの農業」を期待しています。卒業おめでとうございます。
農業大学校の卒業式の式場を飾っていたマーガレットを購入してきました。学校の玄関に飾りました。生徒たちの目を楽しませてくれると思います。
2016年03月09日(水)
一般入学者選抜二日目が終わりました。
一般入学者選抜二日目は,午前中に社会と数学が実施され,午後から面接でした。
今朝は,3時頃から雨となりました。受検生全員集合時間に集まり,試験と面接を終えました。明日から再び寒気が強くなるようです。中学三年生は,卒業式まで有終の美となるよう中学校生活を意義のある日々が過ごせることを期待しています。合格発表は,3月16日(水)11時からです。
2016年03月08日(火)
県公立高等学校一般入学者選抜が行われました。
県公立高等学校一般入学者選抜試験一日目が終了しました。
例年は,寒さの残る時期での試験ですが,本日は晴天で昼間の気温も上がりました。一日目の国語,理科,英語の試験が終了しました。これから,天気が下り坂ということです。受検生の皆さん,明日も実力が出せるように祈念しています。
2016年03月07日(月)
害虫の発生時期が早いです。早めの防除を!!
花柄摘みの最中で,アブラムシやハダニの発生に気づきました。
玄関前のパンジー・ビオラの花の終わった花柄を摘みました。花が終わるとタネができます。タネが育つには,栄養が必要です。次から次に咲く花を楽しみたいのであれば,タネができる前に花の終わる花柄を摘み取ります。
《花柄摘み前の花鉢》
花の終わりに近い花弁は,つやがありません。花柄を摘もうか,まだ残そうかと迷った時の判断は,摘み取ることにしています。
《花柄摘み後の花鉢》
花柄摘み後,害虫の広がりを押さえる意味での株全体への灌水をします。アブラムシやハダニ等は水を嫌います。次から次に花が咲きますので,花が濡れても大丈夫です。
害虫防除にオルトラン粒剤を株元に散布しました。粒剤は,灌水の水に溶け,根から吸収されて薬効がでます。
2016年03月04日(金)
化学の実験が行われました。
2年生の化学基礎では,酸と塩基のpH実験が行われました。
pH試験紙で確認した水溶液は,薄めたNaOH,レモン水,スポーツドリンク,台所用洗剤,木灰汁,薄めたHCl,石鹸水,炭酸水,アンモニア水,食酢,こんにゃく液,水道水でした。日本の酸性土壌に木灰をまいて作物が育ちやすい中性土壌に近づけることが理解できました。
こんにゃく液,石鹸水,台所用洗剤などは塩基性でした。葉キャベツを細かく切り,蒸留水に入れ煮沸した指示薬(アントシアニン)を作成し,酸・塩基での色の変化も確認しました。カラフルな色になりました。右端が芽キャベツを煮沸により抽出した液です。酸性ほど赤になり,塩基性になるにつれ青,緑,黄色になりました。
1年生の実験は,「光合成色素の抽出」でした。
茶葉1gとシリカゲル少々をすり鉢ですりつぶし,ジエチルエーテル1mlを加えよく撹拌してから5分間静置し,その上澄み液を薄層クロマトグラフィ(TLC)で色素の分離を行った。展開液は,石油エーテル7にアセトン3を混合した液体を使用。黄色のキサントフィル,青緑色のクロロフィルA,黄緑色のクロロフィルBがはっきり区別できました。今回,カロチンはあまり含まれておらず,オレンジ色は確認できませんでした。
2016年03月03日(木)
春に向けて農場の準備が進んでいます。
ビニールトンネル内には,トウモロコシの定植が終わっています。
トウモロコシの収穫を5月の連休明けを目標に栽培されています。今朝は,霜が厳しかったのですが,昼は少し暑いくらいです。
アナグマ等の被害を防ぐネットも張っています。奥の圃場では完熟堆肥を広げていました。
水田の耕耘作業の後からシラサギが歩いていました。お目当ては何でしょう?
2016年03月02日(水)
卒業式に飾られたラウンドの花が,玄関に置かれています。
卒業生のコサージュと来賓用のラウンドの花は,生徒たちの手作りです。
農業経営科・生活科の1年生と生活科2年選択教科の生徒で,3時間ほど時間をかけてコサージュとラウンドを作りました。
作品は長く飾りたいと思います。 立派なラウンドができています。
2016年03月01日(火)
第68回卒業式が行われました。
体育館入り口の花門をくぐり,卒業式が行われました。
67名の卒業生の皆さん「卒業おめでとうございます」。最後まで1、2年生の見本となる姿を見せてくれました。今年は,県外も含めて農業大学校に13名合格し,北海道の牧場に夢を追った卒業生もいます。「自分を大事にし,自分らしく生きる」自分の能力を伸ばそうとする努力を続けてほしいと思います。多数のご来賓・保護者のご臨席を賜り,厚くお礼申し上げます。
卒業生の門出を華やかに祝います。 農業経営科
生物工学科 生活科
農業クラブ会長の和田涼暉君の送辞 生徒会長であった新保雄志君の答辞
2016年03月01日(火)
市来農芸だより 第160号
市来農芸だより第160号を発行しました。